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初級シスアド平成21年春期 問35
問35
大規模なシステム開発における利用部門の役割に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- 利用部門の責任者は,導入するシステムに対して,投資効果については考慮せず,利用部門が要求する機能の実装を開発部門に受け入れさせる努力をする。
- 利用部門は,開発部門によって開発されたシステムを利用する立場であるから,システム開発については開発部門にすべて任せる。
- 利用部門は,システム開発における成果物に対して,業務的観点から内容確認を行うが,プログラムの詳細な設計については開発部門に任せる。
- 利用部門は,積極的にシステム開発に参加し,様々な助言をする必要があるので,業務知識は少なくてもコンピュータについての知識が豊富な人を優先して参加させる。
分類
マネジメント系 » システム開発技術 » システム開発技術
正解
ウ
解説
- システムの効果対費用は確認しなければいけません。
- 利用部門も自分たちが使いやすいシステムになるように、要件定義の段階に積極的に関わっていくことが求められます。
- 正しい。内部設計やプログラム設計は、コンピュータについての高度な知識が求められるため利用部門は参加しません。
- 実際の開発はシステム部門が行うため、コンピュータの知識よりも業務に役立つシステムとなるように、利用部門からは業務に関する知識が豊富な代表者が参加することが望まれます。