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初級シスアド平成21年春期 問55
問55
JIS Q 9001(ISO 9001)に基づく品質マネジメントシステムの運用に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- 組織内に幾つかの活動があり,活動内容が部門によって異なっても,品質目標は統一して定めることが品質確保に効果的である。
- 品質マニュアルが現実に守られないケースが多く発生した場合でも,一定期間継続してそのマニュアルを使用する。
- 品質マネジメントシステムは国際規格に準じて構築されるので,プロセスの実施状況にかかわらず現状の品質マネジメントシステムの運用を継続すべきである。
- よく吟味されて作成された品質マネジメントシステムでも,運用段階で不都合があった場合は,正規の手続を経て変更する。
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H17秋期 問69
分類
ストラテジ系 » 法務 » 標準化関連
正解
エ
解説
JIS Q 9001(ISO 9001)は、製造物や提供されるサービスの品質を管理監督するシステムに関する国際規格です。運用後も「品質マネジメントシステムの有効性」を保つために環境の変化に対応し、継続的に改善を行うことが求められます。
- 部門ごとに最適な品質目標を定めることで効果的なマネジメントシステムとなります。
- 現状の活動にそぐわない規定は、業務に合うように変更する必要があります。
- 業務内容の変化に対応して品質マネジメントシステムを改善していく必要があります。
- 正しい。