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ITパスポート平成25年春期 問99
【問97～100は中問形式の出題です。中問Dの問題文を読んでから回答してください。】
問99
N社では，先月，サッカー用品の特典付き販売キャンペーンを広告するために，C社のサッカーニュースサイトにバナー広告を掲載した。先月は，当該バナー広告からN社トップページへのアクセスが3,000件あったことが報告された。また，その3,000件のサイト内での動きを追跡したところ，図2のとおりであった。この結果から，考えられる問題点として正しいものはどれか。ここで，件数は，元のページから次のページへリンクされた数であり，各ページへリンクされた件数と，そのページからN社サイト内の別のページへリンクした数の差を，N社のサイトからの離脱と考える。
- C社サイトからアクセスした利用者の半数は，トップページだけを見て離脱している可能性がある。
- C社サイトからのアクセスのコンバージョン率が，先月のサイト全体のコンバージョン率より低い。
- 購入手続に進んだ件数の半数以上が，購入手続を完了せずに他のページに移動又は離脱している。
- 広告の目的であるキャンペーン情報のページへのアクセス件数が，商品紹介のページへのアクセス件数より少ない。
分類
テクノロジ系
正解
ウ
解説
- 誤り。C社サイトからのアクセスのうち、2000件はキャンペーン情報へ、1000件は商品紹介に遷移しているのでトップページでの離脱者は0件となります。
- 誤り。C社サイトからのアクセス3,000件のうちコンバージョン件数は180件なので、
180÷3,000＝0.06
コンバージョン率は6%で、先月の5%よりも高いことになります。 - 正しい。購入手続きにアクセスした400件のうち、購入手続完了したのは180件なので、他のページへの移動が70件、離脱が150件ということにです。これは購入手続のページでの移動・離脱率の合計(220件)がページアクセス数の半数以上であることを表しています。
- 誤り。
キャンペーン情報のアクセス数は、
2,000＋20＝2,020件
商品紹介へのアクセス数は、
1,000＋500＋50＋100＝1,650件
なので、キャンペーン情報ページへのアクセス数のほうが多いことになります。