ITパスポート平成31年春期 問2

問2

グループウェアの機能を利用した事例のうち,ワークフロー管理機能を活用したものとして,最も適切なものはどれか。
  • 営業活動に有効な提案書テンプレートの共有
  • 会議出席予定者の空き時間の確認
  • 出張申請から交通費の精算までの承認手続の電子化
  • ネットワーク上での本支店間会議の実施

分類

ストラテジ系 » システム戦略 » 業務プロセス

正解

解説

グループウェアは、組織内での情報の管理や共有にコンピュータネットワークを活用し、組織を効率的に運営することを目的としたソフトウェアです。主な機能として、電子会議室、電子掲示板、スケジュール管理、会議室予約、文書共有、ワークフローシステム(電子決裁)などがあります。

ワークフローシステムは、電子化された申請書や通知書をあらかじめ決められた作業手順(決裁ルート)に従い、関係者に集配信し(デリバリーし)、決裁処理するまでを提供するシステムです。煩雑なりん議・報告書・届出申請の承認手続きを電子化することで、スピード向上、業務効率化を図ることが可能です。また、書式のチェック機能、申請から承認までの適切な手順などをシステムに組み込むことで、内部統制の強化にもつながります。

従来は文書によって行われていた決済処理・承認処理の業務手順を電子化できるのがワークフローシステムですから、交通費精算の承認手続きを電子化している「ウ」がワークフロー管理機能の活用事例に該当します。
  • ファイル共有機能を活用したものです。
  • スケジュール管理機能を活用したものです。
  • 正しい。ワークフロー管理機能を活用したものです。
  • 電子会議室機能を活用したものです。
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