応用数学(全12問中1問目)
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受験者10,000人の4教科の試験結果は表のとおりであり,いずれの教科の得点分布も正規分布に従っていたとする。ある受験者の4教科の得点が全て71点であったときこの受験者が最も高い偏差値を得た教科はどれか。
出典:令和5年春期 問77
- 国語
- 社会
- 数学
- 理科
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解説
偏差値は、集団の平均値を50、標準偏差の値を10として、ある値が平均からどれだけ離れているかを示す指標です。例えば、平均値が100点で、標準偏差が10であるとき、100点の偏差値は50、110点の偏差値は「50+10=60」、90点の偏差値は「50-10=40」となります。
偏差値は「(個人の得点-平均点)÷標準偏差×10+50」という式で求めますが、正確な値を求めることができなくても、偏差値が高いということは平均点を上回っている度合いが高いということだという認識があれば解ける問題です。
偏差値は「(個人の得点-平均点)÷標準偏差×10+50」という式で求めますが、正確な値を求めることができなくても、偏差値が高いということは平均点を上回っている度合いが高いということだという認識があれば解ける問題です。
- (71点-62点)÷5点=1.8
偏差値=1.8×10+50=68 - (71点-55点)÷9点≒1.7
偏差値=1.7×10+50=67 - (71点-58点)÷6点≒2.1
偏差値=2.1×10+50=71 - (71点-60点)÷7点≒1.5
偏差値=1.5×10+50=65
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