令和元年秋期試験問題 問44

業務処理時間の短縮を目的として,運用中の業務システムの処理能力の改善を図った。この改善が有効であることを評価するためにシステム監査を実施するとき,システム監査人が運用部門に要求する情報として,適切なものはどれか。

  • 稼働統計資料
  • システム運用体制
  • システム運用マニュアル
  • ユーザーマニュアル
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分野:マネジメント系
中分類:システム監査
小分類:システム監査
解説
監査目的は「業務システムの処理能力改善により、業務処理時間の短縮が達成されているか」を評価することなので、評価のためには改善前・改善後の業務処理時間を知ることのできる客観的な情報が必要となります。システムの稼働統計資料には、処理件数、実行時間、レスポンスタイムなどが記録されており、この目的のために最適です。

したがって「ア」が正解です。

「システム運用体制」「システム運用マニュアル」「ユーザーマニュアル」では、業務処理時間が短縮されているかどうかを判断するために必要な情報が得られないため誤りです。

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