平成20年秋期試験問題 問16
信頼性工学において用いられるバスタブ曲線のY軸の指標はどれか。
解説
バスタブ曲線は、故障率曲線とも呼ばれ機械や装置の時間経過に伴う故障率の変化を表した曲線のことです。
初期故障期間では設計や製造の不備や仕様環境との相性によって故障率は高くなりますが、その後の偶発故障期間での故障率は低くなり、製品寿命に近づく摩耗故障期間では故障率は高くなります。縦軸(Y軸)に
故障率、横軸(X軸)に時間をとってグラフにすると、曲線がバスタブ(浴槽)のようになることからこのように呼ばれています。
したがって「ア」が正解です。