平成20年秋期試験問題 問7

PCの冷却に関する記述のうち,適切なものはどれか。

  • ケース背面に,排気ファンと吸気ファンを隣接して設置すると,冷却効果が向上する。 
  • 磁気ディスク装置では,装置内に外気を流通させてディスク面を冷却している。
  • ヒートシンクは,表面積に比べて体積が大きいほど冷却効果が高い。
  • ファンレスPCでは,自然対流や電子冷却などを利用して冷却を行う。
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分野:テクノロジ系
中分類:ハードウェア
小分類:コンピュータ・入出力装置
解説
  • 排気された温かい空気が吸気側に流入するため冷却効果が低下します。
  • 磁気ディスク装置は密閉されているため、ファンで装置の外側から冷却する方法がとられます。
  • ヒートシンクは放熱・吸熱を担当する機械部品です。体積と比較して表面積が多いほど冷却効果が高いため記述は逆です。
  • 正しい。ファンレスPCとはホコリを吸い込みや動作ノイズが問題となるCPU冷却ファン、電源冷却ファンなどを失くしたPCです。ファンレスPCではCPU自体の発熱を抑え、自然に発生する熱対流で循環気流を作り出すことで放熱を行う仕組みになっています。

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