平成22年春期試験問題 問45
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解説
内部統制は、組織内部のルールや手順を整備し、業務に組み込んで適切に運用することで、業務の有効性・効率性、財務報告の信頼性、法令遵守、資産の保全を確保する取組みをいいます。
経営者(代表取締役、代表執行役などの執行機関の代表者)は、組織の全ての活動について最終的な責任を有していて、その一環として、取締役会が決定した基本方針に基づき内部統制を整備および運用する役割と責任があります。経営者は、内部統制の目的を達成するため、内部統制の基本的要素が組み込まれたプロセスを整備し、そのプロセスを適切に運用していく必要があります。
したがって正解は「経営者」です。
経営者(代表取締役、代表執行役などの執行機関の代表者)は、組織の全ての活動について最終的な責任を有していて、その一環として、取締役会が決定した基本方針に基づき内部統制を整備および運用する役割と責任があります。経営者は、内部統制の目的を達成するため、内部統制の基本的要素が組み込まれたプロセスを整備し、そのプロセスを適切に運用していく必要があります。
したがって正解は「経営者」です。
- 内部統制は組織内のシステムなので、基本的には株主が有する責任はありません。
- 監査役は、取締役及び執行役の職務の執行に対する監査の一環として、独立した立場から、内部統制の整備及び運用状況を監視、検証する役割と責任をもちます。
- 正しい。経営者は、内部統制の整備および運用に最終的な責任をもちます。
- 内部監査人は、内部統制の目的をより効果的に達成するために、内部統制の基本的要素の一つであるモニタリングの一環として、内部統制の整備及び運用状況を検討、評価し、必要に応じて、その改善を促す職務を担います。
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