ストラテジ系

DFD(データフローダイアグラム)はデータの流れに注目して、業務の内容を図式化したものです。→はデータの流れを示し、○はプロセス（データ加工や処理）、＝はデータストアでファイルやデータベースなどを表しています。

まず すぐわかるのが"b"です。"a処理"で結果を書き込み、"c処理で"読み込みと書き込みを行う表ですので問題文から"貸出表"だとわかります。

次に"a"の処理ですが、社員からの要求を受け２つのデータベースの表からデータを取り"貸出表"に書き込む処理ですから、"貸出処理"になります。網掛けになっているデータストアは、"社員表"と"文献表"で問題文の"貸出処理"の(1)～(4)がそれにあたります。

最後に"c"の処理ですが、aが貸出処理なので cは"返却処理"になります。社員からの要求を受けて"貸出表"を参照し返却日の列を更新する処理で、問題文では返却処理の(1)と(2)がそれです。

　∴　a＝貸出，b＝貸出，c＝返却