平成23年秋期試験問題 問32
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昨年1月1日に本番稼働を開始したソフトウェアの保守作業の件数を1月から12月まで月別に集計したところ,図のようなグラフになった。このグラフにおける要因Aに該当する保守作業のうち,最も適切なものはどれか。
- 昨年6月に実施したハードウェアのバージョンアップ作業
- ソフトウェアの改善要望に対応する作業
- ソフトウェアの初期不良に対応する作業
- 毎年4月に実施するデータ追加作業に関する作業
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解説
- バージョンアップが実施された6月前後の件数が最も多くなるはずですが、要因Aの件数はそのようになっていないため誤りです。
- ソフトウェアの運用を続けるうちに、業務状況の変化や新機能追加要求などにより次第に改善要望が増えていくことになります。つまり改善要望の件数は、稼働開始直後よりある程度の運用後の方が多くなると考えられますが、要因Aの件数はそのようになっていないため誤りです。
- 正しい。ソフトウェアが稼働を開始した1月が最も件数が多く、運用を重ねるうちに件数が減っていき、8月以降では0件になっているので要因Aは初期不良に対応する作業であることがわかります。
- データ追加実施される4月前後の件数が最も多くなるはずですが、要因Aの件数はそのようになっていないため誤りです。
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