平成29年春期試験問題 問36
問36解説へ
情報システムに関するファシリティマネジメントの目的として,適切なものはどれか。
- ITサービスのコストの適正化
- 災害時などにおける企業の事業継続
- 情報資産に対する適切なセキュリティの確保
- 情報処理関連の設備や環境の総合的な維持
正解 エ問題へ
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解説
ファシリティマネジメントは、企業・団体が保有または使用する全施設資産とそれらの利用環境を経営戦略的視点から総合的かつ統括的に企画、管理、活用する経営活動です(参考:日本ファシリティマネジメント協会)。システム環境の基盤となる土地、建物、構築物、設備などの物的な資産や物理的空間が最適な状態であるように管理することを目的とします。具体的には、コンピュータシステムやネットワーク施設基盤が快適であること、安全性が確保されていること、運用費用が少ないこと、最大限効果的に活用されていることなどを目指します。
ファシリティマネジメントでは、システム環境の基盤となっている建物や設備などを管理対象とするので「エ」が適切な記述です。
ファシリティマネジメントでは、システム環境の基盤となっている建物や設備などを管理対象とするので「エ」が適切な記述です。
- ITサービスマネジメントシステムの目的です。
- BCM(Business Continuity Management,事業継続管理)の目的です。
- 情報セキュリティマネジメントシステムの目的です。
- 正しい。ファシリティマネジメントの目的です。
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