ITパスポート試験 用語辞典

仮説検定かせつけんてい
母集団(調査や分析を行う対象全体)が持つ性質や傾向について、主張したい仮説(対立仮説と呼ぶ)があるとき、その仮説とは逆になる仮説(帰無仮説と呼ぶ)を立てて、その帰無仮説が否定されることで、その逆の対立仮説が正しいことを証明する方法。

おおまかに以下のように行われる。
  1. 帰無仮説をたてる
  2. 立てた帰無仮説が誤りであると判断する確率(有意水準)を設定する
  3. 調査から得られたデータの平均や分散などを用いて検定統計量を求める
  4. 検定統計量から導かれる確率を求め、その確率が有意水準以下であれば、「帰無仮説が正しいという前提のもとで観察された事象は、非常に低い確率でしか起こらない」となり、帰無仮説は否定(棄却)され、対立仮説が正しいと判断される
分野:
ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用
(シラバスver6.0)
重要度:
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