ITパスポート 試験情報＆徹底解説

ある作業における作業人数と作業日数の予定である。作業はＡ・Ｂ・Ｃの順に実施し、すべてを遂行する必要がある。予定に従い作業を開始したが、作業Ａの実施人数が実際には４人となった。そこで、全行程の終了日に遅延が生じないようにするため、作業Ｃの要員を増やすこととした。作業Ｃに少なくとも何人の作業要員を追加する必要があるか。
A  作業人数６：作業日２
B  作業人数２：作業日３
C  作業人数４：作業日２
答えの候補  ２・４・６・８人

以上の問題です。よろしくお願いいたします。

4人

[当初の予定]
A→6人 × 2日 = 12人日
B→2人 × 3日 = 6人日
C→4人 × 2日 = 8人日
計 26人日の作業を7日で実施

[実態]
計 26人日の作業を7日で実施しないといけないが、Aの作業が4人になる。
A→4人 × 3日 = 12人日(12人日を4人で完了させるには3日必要)
B→2人 × 3日 = 6人日
C→(4人+α) × 1日 = 8人日（遅延させないために1日削る）

Cに注目すると8人日を1日で終えるには8人が必要になります。
ここから、当初の当初の4人に対して4人増やす必要があります。

A：6人×2日 = 12人日相当の仕事量
    実際には4人でやることになったので、12人日÷4人 = 3日 を要した
    →計画より1日遅れが発生

C：4人×2日 =  8人日相当の仕事量
    1日の遅れを取り戻すため、これを2日ではなく1日で終わらせる必要
    8人日÷1日 = 8人  を要する

8人（必要人数） - 4人（確保済人数） = 4人（追加人数）