離散数学 (全36問中30問目)
No.30
二つの集合AとBについて,常に成立する関係を記述したものはどれか。ここで,(X∩Y)は,XとYの共通部分(積集合), (X∪Y)は,X又はYの少なくとも一方に属する部分(和集合)を表わす。
出典:平成22年春期 問69
- (A∩B)は,Aでない集合の部分集合である。
- (A∩B)は,Aの部分集合である。
- (A∪B)は,(A∩B) の部分集合である。
- (A∪B)は,Aの部分集合である。
分類
テクノロジ系 » 基礎理論 » 離散数学
正解
イ
解説
次のベン図は(A∩B)と(A∪B)を視覚化したものです。
- (A∩B)は、Aの部分集合です。
- 正しい。
- (A∪B)は(A∩B) より広い集合なので、選択肢の文とは逆で、(A∩B) は(A∪B) の部分集合ということになります。
- (A∪B)は、Bの部分集合を含んでいるので、Aの部分集合とはいえません。