トランザクション処理 (全26問中21問目)

No.21

関係データベースで管理された場合,表にデータを追加する順序のうち,適切なものはどれか。ここで,下線は主キーを示し,破線は外部キーを示す。解答群の→はデータを追加する表の順序を示す。
79.png/image-size:237×142
  • "業者"表→"仕入明細"表→"商品"表
  • "業者"表→"商品"表→"仕入明細"表
  • "仕入明細"表→"商品"表→"業者"表
  • "商品"表→"業者"表→"仕入明細"表

分類

テクノロジ系 » データベース » トランザクション処理

正解

解説

関係データベースには参照制約と呼ばれるものがあり、データ矛盾を防ぐために表中の外部キー列で参照しているレコードが存在していなければならないことを制約します。
この問題の場合には、仕入詳細表内の商品コードで参照している商品表のレコードが存在していること、商品コード表内の業者コードで参照している業者表のレコードが存在していることが求められます。

新たな商品を新たな業者から仕入れた場合、業者表への追加、商品表への追加、仕入明細表への追加をする必要があるので、
  1. 最初に表の中に外部キーがない業者表への追加
  2. 次に今データを追加した業者表への参照列がある商品表
  3. 最後に商品表への参照列のある仕入明細表への追加
という順序で行うことで、参照制約を守る適切なデータ追加ができます。
© 2009-2024 ITパスポート試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop