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初級シスアド平成20年秋期 問46
問46
図やチャートの使い方に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- 記憶装置の容量とアクセス速度の関係を示すために,フローチャートを用いる。
- 緊急時の電話連絡の順序を示すために,ガントチャートを用いる。
- システム開発プロジェクトの進捗悪化の原因を把握するために,特性要因図を用いる。
- 文房具購入の一連の手続きを示すために,連関図を用いる。
分類
ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用
正解
ウ
解説
- フローチャートは、作業や処理の手順、思考の流れや情報の伝達などを図式化して表現するための手法です。2項間の関連性を分析するときは散布図を使用します。
- ガントチャートは、プロジェクト管理や生産管理などで工程管理に用いられる表です。連絡網や組織図の作成には系統図法が使用されます。
- 正しい。特性要因図は、現れた特性(結果)とそれに影響を及ぼしたと思われる要因の関係を体系的に表わした図です。直接的な原因と間接的な原因に分別したり、真の問題点を明確にする効果があります。問題の原因を分析する用途に最適です。
- 連関図は、複雑な要因の絡み合う事象について、その事象間の因果関係や相互関係を整理していくことで問題や原因を明らかにし、課題解決のための糸口を発見する手法です。思考の流れや一連のプロセスを図示するためにはフローチャートを使用します。