ITパスポート試験 用語辞典
デザインの原則でざいんのげんそく
デザインを行う上で最低限知っておくべき4つの原則、近接、整列、反復、対比のこと。コンピュータやスマートフォンなどのユーザインタフェースのデザイン次第で、ユーザの操作性や好感度、サポート対応にかかる時間・費用など多方面に影響が出る。情報技術者にとってわかりやすく美しいデザインについての理解は重要である。
- 近接
- 人はものを見る時、距離が近いものを関係があるまとまりとして見なすことから、関係がある要素は近くに、関係が薄い要素は離れたところに配置する
- 整列
- 人はものを見る時、規則性を持った要素の配列に安定感を感じストレスなく視線を動かすことができる。そのため左揃え、右揃え、余白を均等にするなど、要素を揃えることを意識する
- 反復
- 人はものを見る時、同じ要素が一定のルールで繰り返されたものに対し統一感や安定感を感じることから、見出しや文字フォント、サイズ、段落などのフォーマットを統一し、それを繰り返す
- 対比
- 人はものを見る時、要素の大きさや色や密度などの差によって要素の違いや優先順位を判断する。そのため要素ごとの対比を明確にし、メリハリのついた表現にすることで相手に伝えたいポイントを印象付けることができる
- 分野:
- テクノロジ系 » 情報デザイン » 情報デザイン
(シラバスver6.0) - 重要度:
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