ITパスポート試験 用語辞典
HTTPは平文のままで情報をやり取りするため、個人情報の送信や電子決済などセキュリティが重要となる通信に使うことは危険が伴う。HTTPSではこの問題に対処するためSSL/TLSから提供される通信の暗号化、ノードの認証、改ざん検出などの機能を使用し、なりすましや盗聴による攻撃から通信を保護できるようになっている。
(Wikipedia HTTPSより)
HTTPS (Hypertext Transfer Protocol Secure) は、HTTPによる通信を安全に(セキュアに)行うためのプロトコルおよびURIスキームである。厳密に言えば、HTTPS自体はプロトコルではなく、SSL/TLSプロトコルによって提供されるセキュアな接続の上でHTTP通信を行うことをHTTPSと呼んでいる。
概要
HTTP通信において認証や暗号化を行うために、ネットスケープコミュニケーションズによって開発された。World Wide Web上での個人情報の送信や電子決済など、セキュリティが重要となる通信で広く用いられている。
HTTPSは、メッセージを平文のままで送受信する標準のHTTPと異なり、SSL/TLSプロトコルを用いて、サーバの認証・通信内容の暗号化・改竄検出などを行う。これによって、なりすましや盗聴などの攻撃を防ぐことができる。HTTPSでは、標準のート番号として443が使われる。
HTTPSによるセキュリティ保護の強度は、Webサーバやブラウザで用いられるSSL/TLSの実装の正確性や、使用する暗号アルゴリズムに依存する(TLSを参照)。
なお、RFC 2660 が規定するS-HTTP (Secure HTTP: Secure HyperText Transfer Protocol) は、httpsスキームで用いられるHTTP over SSL/TLSとは別のプロトコルである。S-HTTPに対応するURIスキームはshttpである。
情報の保護における誤解
HTTPSを用いた保護に関するよくある誤解に、「HTTPSによる通信は入力した情報にかかわる全ての処理を完全に保護する」というものがある。HTTPSは名前の通りアプリケーションレイヤのHTTPを保護するプロトコルでありWebブラウザとWebサーバの間の通信を暗号化して、盗聴や改竄を防いでいるに過ぎず、IPsecのようなネットワークレイヤの保護を行うプロトコルではない。
情報を受け取ったサイトは、送信された情報のうち必要最小限のデータのみを安全に保管することが期待されるが、重要な個人情報がサイトのデータベースに格納されない保証はなく、さらにデータベースはしばしば外部からの攻撃の標的にされる。また、こうした情報が人為的に不当に流用されたり、事故によって漏洩する可能性もある。
このように通信が完全に保護されていたとしても、利用者が期待する安全性が確保されているとは言えない場合がある。現在のインターネットでは、
出題例
- http://
- https://
- shttp://
- ssl://
正解
- 基礎理論(23)
- アルゴリズムとプログラミング(27)
- コンピュータ構成要素(32)
- システム構成要素(29)
- ソフトウェア(17)
- ハードウェア(14)
- 情報デザイン(21)
- 情報メディア(28)
- データベース(19)
- ネットワーク(71)
- セキュリティ(121)
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