ITパスポート試験 用語辞典
マトリックス組織まとりっくすそしき
従来の職能別組織に、それら各機能を横断するプロジェクトまたは製品別事業などを交差させた組織形態。他部門とのかかわりが推進されることで部門間の壁が薄くなり、全体的な視点をもって業務を行えるようになるという特徴がある。ただ、1人の担当者が複数の管理者から指示を受けることになるため、指揮命令系統が複雑になりがちである。
- 分野:
- ストラテジ系 » 企業活動 » 経営・組織論
- 出題歴:
- 21年秋期問9
- 重要度:
(Wikipedia マトリックス組織より)
マトリックス組織(マトリックスそしき)は、網の目型の組織形態で、従来の職能別組織にそれら各機能を横断するプロジェクトまたは製品別事業などを交差させたもの。
構成員が自己の専門とする職能部門と特定の事業を遂行する部門の両方に所属する組織であり、プロジェクトに対する管理上の責任と専門技術上の責任を明確に分離することによって、単純なプロジェクト管理組織の難点を解消するように設計された形態である。情報の流通が大きくなる長所がある一方、各組織構成員が複数の上司から指示を受けるワンマン・ツーボスシステムのため、命令の一元化の原則に反し、組織が混乱することがある。
マトリックス組織の期限は1970年代の宇宙産業に遡る。TRW、GE、、シティコープ、シェル石油、ダウコーニングが採用した。
出題例
2人又はそれ以上の上司から指揮命令を受けるが,プロジェクトの目的管理と職能部門の職能的責任との調和を図る組織構造はどれか。
- 事業部制組織
- 社内ベンチャー組織
- 職能別組織
- マトリックス組織
[出典]ITパスポート H21年秋期 問9 解説
正解
エ
「経営・組織論」に属する用語
- 経営理念
- 株主総会
- 決算
- CSR
- SRI
- ディスクロージャ
- 監査役
- グリーンIT
- SDGs
- ゼロエミッション
- ステークホルダ
- コーポレートブランド
- PDCA
- OODAループ
- BCP
- BCM
- OJT
- Off-JT
- e-ラーニング
- アダプティブラーニング
- CDP
- メンタルヘルス
- HRテック
- MBO
- HRM
- リテンション
- タレントマネジメント
- ワークエンゲージメント
- ワークライフバランス
- ダイバーシティ
- インバスケット
- ロールプレイング
- ケーススタディ
- グラスシーリング
- ホワイトカラーエグゼンプション
- 階層型組織
- 事業部制
- 職能別組織
- マトリックス組織
- プロジェクト組織
- カンパニ制
- アメーバ組織
- ネットワーク組織
- 持株会社
- CEO
- CIO
- 第4次産業革命
- Society5.0
- データ駆動型社会
- デジタルトランスフォーメーション
- 国家戦略特区法
- 官民データ活用推進基本法
- デジタル社会形成基本法
「企業活動」の他の分野
「ストラテジ系」の他のカテゴリ
このページのWikipediaよりの記事は、ウィキペディアの「マトリックス組織」(改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、このページ内の該当部分はクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 3.0 非移植 ライセンスの下 に提供されています。