情報セキュリティ (全74問中74問目)

No.74

ソーシャルエンジニアリングに該当するものはどれか。
  • Webサイトでアンケートをとることによって,利用者の個人情報を収集する。
  • オンラインショッピングの利用履歴を分析して,顧客に売れそうな商品を予測する。
  • 宣伝用の電子メールを多数の人に送信することを目的として,Webサイトで公表されている電子メールアドレスを収集する。
  • パスワードをメモした紙をごみ箱から拾い出して利用者のパスワードを知り,その利用者になりすましてシステムを利用する。

分類

テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ

正解

解説

ソーシャルエンジニアリングは、情報通信技術の方法を用いるのではなく、人のミスや心理的な隙に付け込むことでパスワードなどの秘密情報を不正に取得する方法の総称です。

関係者を装って電話でパスワードを聞き出す(なりすまし)、肩越しに画面やキー入力を見る(ショルダーハッキング)、プリンターやデスクやごみ箱に残された書類を漁る(トラッシング)などの行為がソーシャルエンジニアリングの代表例です。

選択肢の中では「エ」の行為だけが、技術的な方法を用いず人間の心理的な隙に付け込むことでパスワードを入手しているのでソーシャルエンジニアリングに該当します。
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