技術開発戦略の立案・技術開発計画 (全27問中15問目)

No.15

製品の製造におけるプロセスイノベーションによって,直接的に得られる成果はどれか。
  • 新たな市場が開拓される。
  • 製品の品質が向上する。
  • 製品一つ当たりの生産時間が増加する。
  • 歩留り率が低下する。

分類

ストラテジ系 » 技術戦略マネジメント » 技術開発戦略の立案・技術開発計画

正解

解説

イノベーションは、大きく分けるとプロセスイノベーションプロダクトイノベーションに大別されます。
プロセスイノベーション
業務工程(開発・製造・物流など)の分野で他社が真似できない画期的なプロセスを構築することで競争優位を達成する技術革新のこと
プロダクトイノベーション
製品開発の分野で他社と差別化できる新機軸の新商品を開発・販売することで、競争優位を達成する技術革新のこと
  • プロセスイノベーションは生産工程における技術革新ですので、直接的に新たな市場が開拓されることはありません。一方、製品に関する技術革新であるプロダクトイノベーションならば新規市場の開拓に寄与することがあります。
  • 正しい。プロセスイノベーションでは、主に品質の向上、生産効率化、コスト削減などの効果が得られます。
  • 製品当たりの生産時間は短いほど効率的ですので、製造工程のプロセスイノベーションが起これば製品1つ当たりの生産時間は減少するはずです。
  • 歩留り率(ぶどまりりつ)とは、製造工程において生じる不良品や目減りなどを除いて最終的に製品になる割合です。歩留り率は高いほど良いとされるので、プロセスイノベーションが起これば歩留り率は上昇するはずです。
© 2009-2024 ITパスポート試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop