ITパスポート試験 用語辞典
LAN同士を接続しWANを構築するには利用者がISPを契約を結ぶ必要がある。
- 分野:
- テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク方式
- 出題歴:
- 25年秋期問71
- 重要度:
(Wikipedia Wide Area Networkより)
Wide Area Network(ワイドエリアネットワーク、略してWAN(ワン))は、LANやMANに比較して広い範囲(市街地を越え郊外、県外や国際の範囲)におよぶネットワークのこと。広義には、非常に広大な面的広がりを持つインターネットとほぼ同義の言葉として使われる(参照:図1)一方、狭義には、点在するLANとLANを接続する線としてのネットワーク(参照:図2)というような意味合いでも使われる。
用法としては、LANの対義語として良く用いられる。例えば、LANとISPへの回線とを結ぶルータは、WANルータと言われ、ISPへの回線側をWAN側と言う。
インターネット、LAN、WANの概念的な比較イメージ
ネットワーク構成図におけるインターネット、LAN、WANのイメージWANの構成
WANは、LANの利用者がISPと契約しなければ敷設・利用できないという特徴がある。
ISPはLANとLANをWAN用のケーブルや無線アクセス等で接続する。そのケーブル同士の接点には、主配線盤やモデム、ルータ、レイヤ2スイッチ、レイヤ3スイッチと言ったネットワーク機器と呼ばれるものが置かれる。更にISP同士は、インターネットエクスチェンジと呼ばれる接続点で、電気通信事業者の提供するバックボーンまたは基幹回線網と呼ばれる大容量のネットワークと接続され、海底ケーブルや衛星通信などを介して国外のWANと接続される(参照:外部リンク バックボーン回線の高速化)。
ISPとの契約によっては、特定のLANとだけ通信するような構成にもできる。
WANで使われる主要なケーブル
- 光ファイバー
- 同軸ケーブル
- 電話線
WANサービスの種類
- 専用線サービス
- 契約時に指定した2点間の固定的な接続を提供するサービス。
- 回線交換サービス
- 相手を指定し、接続を確立し、情報を伝送するサービス。接続先は固定ではなく、任意の接続先を選択できる。
- パケット交換サービス
- 宛先指定をパケット単位で行い、同時に複数の相手との接続を提供するサービス。
WANの主要なプロトコル
- PPP
- ATM(非同期転送モード)
- PPPoA等
- イーサネット
- PPPoE等
出題例
- ADSL,光ファイバなど,データ通信に使う周波数帯域が広く,高速通信が可能である。
- あらゆる情報端末や機器が,有線や無線の多様なネットワークによって接続され,いつでもどこからでも様々なサービスが利用できる。
- ケーブルの代わりに電波を利用して構築する。
- 通信事業者のネットワークサービスを利用して,本社-支店間など地理的に離れたLAN同士を結ぶ。
正解
- LAN
- WAN
- ネットワークインターフェイスカード
- ハブ
- ルータ
- スイッチ
- 無線LAN
- VLAN
- Wi-Fi
- Wi-Fi Direct
- メッシュWi-Fi
- WPS
- ゲートウェイ
- デフォルトゲートウェイ
- プロキシ
- MACアドレス
- ESSID
- イントラネット
- モデム
- ターミナルアダプタ
- モジュラージャック
- LTE
- 5G
- SDN
- ビーコン
- LPWA
- エッジコンピューティング
- BLE
- IoTエリアネットワーク
- NAT
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