ITパスポート試験 用語辞典
オムニチャネル【Omni-Channel】おむにちゃねる
販路として展開する実店舗、ECサイト、カタログ通販、モバイル端末などのシステムや仕組みをシームレスに連携・融合させ、どの方法でも同レベルの利便性で注文・購入できるようにした販売環境のこと。"オムニ"は「あらゆる」「すべて」、"チャネル"は「接点」という意味がある。
- 分野:
- ストラテジ系 » 経営戦略マネジメント » マーケティング
- 重要度:
(Wikipedia オムニチャネルより)
オムニチャネル(オムニチャネル小売り、Omni-Channel Retailing)は、マルチチャネルの小売りの進化形で、リアル(実店舗)とネット(インターネット通販)の境界を融解する試み。
概要
顧客が購買できるあらゆるチャネル(販路、顧客接点)から購買ができるよう、流通経路をつなげること。テレビ、ラジオ、ダイレクトメール、カタログ、といった従来の販路に加えて、近年ではコンピューターや携帯電話、スマートフォンなどを介したインターネット通販(電子商取引)が急成長しており、そのすべての販路と流通経路がシームレスで繋がることを強調した小売り戦略である。いくつかの販路を組み合わせて提供する取り組みはマルチチャネルと呼ばれるが、オムニチャネルはあり得る全ての販路を統合することに焦点が置かれている。
「オムニ(omni)」とは「全」「総」「あらゆる」「あまねく」という意味をもつ。
実例
- 実店舗とECサイトで同じデータベースを使って在庫管理を一元化し、どちらで売れても在庫データが連動する。
- 実店舗に色違い・サイズ違い等の在庫が無い場合、QRコードを提示してインターネット通販に誘導することで、店舗在庫を減らすことが出来る。
- インターネット通販で購入した商品を、コンビニ等で受け取ることを可能にし、宅配便を受け取る時間的制約を嫌う顧客の利便性を高める。来店機会を得ることで「ついで買い」を促す。
- Facebook、Twitter、ブログなどのSNSで商品を宣伝し、リンクを貼ることでインターネット通販サイトに誘導する。
「マーケティング」に属する用語
- UX
- 4P
- 4C
- RFM分析
- アンゾフの成長マトリクス
- オピニオンリーダ
- オムニチャネル
- ブランド戦略
- プロダクトライフサイクル
- ポジショニング
- セグメントマーケティング
- ダイレクトマーケティング
- クロスメディアマーケティング
- インバウンドマーケティング
- ソーシャルマーケティング
- ワントゥワンマーケティング
- プッシュ戦略
- プル戦略
- Webマーケティング
- インターネット広告
- オプトインメール広告
- バナー広告
- リスティング広告
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- アフィリエイト
- レコメンデーション
- ディジタルサイネージ
- スキミングプライシング
- ペネトレーションプライシング
- ダイナミックプライシング
- リテールサポート
- クロスセリング
- バスケット分析
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