ITパスポート試験 用語辞典
TCO【Total Cost of Ownership】てぃーしーおー
ある設備・システムなどにかかわる、購入から廃棄までに必要な時間と支出の総計金額を表す。またTCOは、システム開発やハードウェア導入、ソフトウェアの導入など初期投資に必要となるイニシャルコストと、運用・保守・教育・アップグレードなど維持管理に必要となるランニングコストに分類することができる。
- 別名:
- 総保有コスト
- 分野:
- テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの評価指標
- 出題歴:
- 22年春期問84
- 重要度:
(Wikipedia TCOより)
TCO (Total Cost of Ownership) とは「総保有コスト」のことで、ある設備などの資産に関する、購入から廃棄までに必要な時間と支出の総計。
予算を作成し要求する際、ランニングコスト(保守・運用・維持等のための費用、例として設備・システムなどのメンテナンス、有償の更新、管理のための人件費、光熱費など)のために必要な経費を考慮に入れず、初期投資額(イニシャルコスト)だけに注目しがちである。
TCOはそれらをトータルに含めた経費で、実際に支出すべき金銭の全額にあたる。
出題例
TCO(Total Cost of Ownership)の説明として,最も適切なものはどれか。
- システム導入後に発生する運用・管理費の総額
- システム導入後に発生するソフトウェア及びハードウェアの障害に対応するために必要な費用の総額
- システム導入時に発生する費用と,導入後に発生する運用費・管理費の総額
- システム導入時に発生する費用の総額
[出典]ITパスポート H22年春期 問84 解説
正解
ウ
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- イニシャルコスト
- ランニングコスト
- TCO
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